☆しんかなのブログ☆

元学校の先生、無職、そして母になる。〜世の中への社会研究〜

みんな違ってみんないい学校、大空小学校

不登校の子どもがゼロの学校って・・・?」

 

今日は、

映画「みんなの学校」の大空小学校(大阪市住吉区・公立)のこと。

昨年行った、前校長の木村泰子さんの講演会及び実際にゲストとして訪問した感想を書きます。

 

※昨年の内容なので、現在と異なっている点、

また個人のメモなのでニュアンスの違いがあることは了承ください。

 

講演内容

 

☆大空小学校ってどんな学校?

1 主語が「子どもが」の学校 

例 子どもが一人でも困っていたら先生は動く

 

2 特別支援学級はない(インクルーシブ教育=障害の有無関係なく一緒に学ぶ)

 

3 地域に開かれた学校

(登下校のサポーター、学習サポーターなど地域の人々が毎日学校に関わっている)

 

4 「4つの力」(人を大切にする、自分の考えを持つ、チャレンジする、自分を表現する力)と「1つの約束」(自分がされて嫌なことは言わない)を大切にしている

 

5 失敗したり間違ったことをしたら、大人も子どもも「やり直し」をする

(友達を叩いたなど、校長室に行って話をして今後どうするか言う)

 

☆木村先生の考え

 

先生とは?

1 仕事は「子ども」と「子ども」をつなぐこと

2 必要な力は「人の力を借りる力」 例 困ったことがあれば全員で考え動く

 

学校とは?・・・「地域にあるから仕方なく行く学校はなくなる」

1 幸せになる学力は受験学力でない

2 地域と学校は対等

 

その他

1 大人も子どもも文句を意見に変える力を持つ・・・「対話」(未来型)

2 発達障害は社会に「個」を認める力がないから増える

 

☆私の大空小に行った印象レポート

1 集団に馴染めない子どもに常に寄り添う大人(先生、サポーター)がいる

(集会で列には入らない、授業に遅刻する、授業についていけないなど)

2 いろんな子どもがいるが、困っている子どもがいないように感じる

(子どもが違いを認めている、安心できる空気、環境(大人の目)がある)

 

 

よく「みんな違ってみんないい」「教室は間違っていいところだ」と先生は(先生だった私も)言うけれど、いつも「嘘くさい」と思っていました。

その思いの中には、「人と違ったらいじめられる、馬鹿にされる、怖い」

があるのではないでしょうか。

 

自分が、ワンテンポ「理解が遅い」人間なので

(成績が悪いわけではなく、習得がスローペース)、

私は、学校や集団にいると

「生きづらさ」「落ちこぼれ感」「人より努力しないとダメという強迫観念」があって、過度に他者の目を気にする癖があります。

今はマシになりましたが、根底は変わっていません。

 

仲良くなったお友達とランチをしている時に、彼女が

「学校は人との違いを見つけに行く場所だ」と学校に行く意味を話していて、

「ああそうだ。人と違っていてよかったんだ」と腑に落ちるものがありました。

 

でも実際に、学校現場にいたからこそ思うのは、先生は(学校は)

「人と違っていていい」と言いつつ、無意識なのか意識的なのか、

子どもを「大人の思う社会」に適応させるために、コントロールする声かけ

(仕草や表情でも)をしているんじゃないかなと。私は自分が先生としてそう動いていると感じていました。

 

私以外にも、矛盾を感じている先生はいて、「理想の学校とは」の話をしたりしましたが、だいたい

「でも学校でお互いの違いを認め合って仲良くやれても「社会」は厳しい。いじめもあるし、能力がなければクビになるし、競争もある。学校が良くなっても「社会」がね。難しい問題だけど、現状仕方ないのかな」

となってしまいます。

 

先生が諦めてどうするんだ!!でも現場では葛藤している先生がたくさんいます。

変えたいけれど一教員では変えられない(1人でもやっている先生もいる)、

そんな先生がほとんどではないでしょうか。

 

だからこそ、

学校の長である校長が「改革の声」を挙げてくれたら、

どんなに心強いだろう、学校は変わるだろうと思います。

 

もっと欲を言えば、

公教育(国が税金を出す学校)が全国一律の授業内容・システムでなく、いろんな子どもや地域のニーズに合う特色のある学校になれば(学校を選択できる)、本当にどんなにいいだろうと思います。

 

大空小学校は「不登校ゼロの学校」だそうですが、

私は、たとえ、いろんな学校ができても、不登校の子どもがいてもいいと考えます。

それも子どもの権利であり、選択の1つではないでしょうか。

ホームスクーリングだって週に1回の学校だっていいんじゃないでしょうか。

 

長々と書きましたが、

やっと最近体調が落ち着いてきたので(妊娠で気持ちが向かなかった)、

元学校の先生として、というより、私だからこそできる、やりたい、

子どもの教育、不登校の現状、これからの社会に向けて動きたいなと考えてます。

ブログも1つの発信でやっているつもりなんですが、

ちょっとまだ固まっていないかなーという感じです。

 

人前で話す機会を作る予定です。

出産までに、臨月までに!!

今から動くぞーと、アクセル踏み始めました。

巻き込まれた(たい)人、巻き込まれてくださいね(笑)