☆しんかなのブログ☆

元学校の先生、無職、そして母になる。〜世の中への社会研究〜

「あなたにも非がある」神話

「誰かのせいにしたい、自分には無縁だと思いたい」

 

連日、違うニュースはないのかと思うぐらい報道されている某事件。

某有名男性歌手が未成年の女性を自宅に呼びわいせつ行為。

 

これについて、男性に非がある、犯罪だという意見は一番多い。

私も、お酒が入ってない、入ってるにせよ、そりゃそうだと納得する。

 

ただ、意外にも被害者の女性に非があるという意見があって。

「ハニートラップ」ではないかという疑いがある。

自宅に行くのだから、何されても合意の上だとか。

親の管理がなってないとか。

示談金狙いだとか。

被害者を特定しようとしたりする人も世の中にはいるようで。

 

たまたま被害者と同じ未成年の女性20人くらいに、

「この事件をどう思うか」インタビューしている動画を見て、

彼女たちの回答に思わず「え、まじか」と思ってしまいました。

 

編集でわざとそうした可能性もありますが、

「家に行く女が(も)悪い」

「男性はハメられたに違いない」

 

そんな回答が意外に続くことに驚いてしまいました。

同年代の女性としてあまりに冷たくないだろうか?

少しも女性に寄り添う意見が出てこないのはなぜだろうか?

 

これっていわゆる「性暴力神話」なんじゃと考えてしまう。

「ミニスカートを履いていたから、痴漢されても仕方ない」

「嫌なら最後まで抵抗したはずだ」

「家に行ったんだから「好意」があったんだろう」

 

動画のインタビューの回答の冷たさには、

「自分には無縁だと思いたい」

という気持ちが見え隠れしている気がする。

「落ち度がある女性が被害に遭ったのは仕方ない」

と納得させているような気がする。

 

なんだかこういう事件が起きるたびに、

被害者の女性を特定しようとしたり、責めたりする意見をよく聞くので、

自分が女性だからかすごく気分が悪くなります。

 

そして

「誰かのせいにしたい」「大勢で一人の人間を攻撃したい」という

三者同調圧力にもしんどくなります。

当事者でないので詳しい事情はわからないので推測しかできませんが、

誰が悪い、悪くないと判断する自分にも悲しくなります。