☆しんかなのブログ☆

元学校の先生、無職、そして母になる。〜世の中への社会研究〜

公教育をイチから考えよう(読書の備忘録)

「日本よ、なんでやねんねんねん」

オランダ在住の教育家、リヒテルズ直子さんと、

教育を哲学から考える教育家、苫野一徳さんの著書です。

 

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個人的な話、オランダという国に私は縁があるようでない(笑) (^_^;)

オランダの航空会社を使用したり、空港で経由してみたり、

チューリップもカステラもミッフィー🐰も好きですが行ったことがないという。。。

以下のような教育事情から、オランダの学校を見学したい、住みたい願望はあります。

でもなぜか、私の周りにはオランダに行ってきたっていう人が多く、話も聞けるし今はいいか、いつか行こうと考えています(笑)

備忘録ですので、内容の要約と個人的感想です✨

多少読みづらいのはご了承くださいませませ。

 

☆はじめに〜オランダの「公教育」〜

学校選択肢の自由を保障する「教育の自由」の原則が

100年前の憲法改正によって確立し、政治的議論が行われてきた。

「理念の自由」「設立の自由」「方法の自由」の三要素からなるそれは、

市民が国から教育費を受給して運営することができるというものだ

公立、私立関係なく学費は無償。

画一一斉授業よりもオルタナティブ教育、モンテッソーリイエナプランなどが多い。※各教育の説明、オランダの詳しい授業内容は今回省きます。

 

リヒテルズ直子さん

日本の教育とは「公教育」なのに、、、

 

・よい教育を選べない

 

・塾で教えてもらえればよい(学校に期待していない)

 

・学びの楽しさ、豊かな時間を奪われる

 

・教育産業は営利目的

 

・いまだに学年制と一斉授業

 

・教科書中心主義

 

・教育格差が経済を停滞させる など

 

☆苫野一徳さん

そもそも公教育は何のため? 

〜教育の本質は何かと哲学的に考える〜

1 人によって集団統率型がいい、個性を生かす型がいい、など信念はちがう。

けれど絶対に正しい、よい教育はない。

 

2 教育の本質、誰もが納得しうる共通理解可能なものは何か。

 

3 人間の共通の欲望とは何か。

 

4 欲望、感心を満たすこと、

「自由」への欲望=「生きたいように生きられること」。

 

5 社会を「自由相互承認」できるようにする教育を

「公教育」は目指せばいい。

 

6 「法、教育、福祉」は社会の実現に必要な3要素である。

※福祉は「教育機会の平等」に欠かせない。

 

7 この考え方は19世紀の哲学者たちが

戦争のない平和な社会」の条件を考えた結果辿り着いた構想。

 

 

☆個人的感想、印象に残ったこと

・オランダでは、近年移民や特別支援対象の子どもが増えているが、

国の教育費や人件費を使い対応している。(福祉的に○)

 

・オランダでは、各学校の教員の裁量に授業内容は任せられている。

十分な教育費もあるため経済格差など感じさせない手厚い「公教育」が可能だ。

 

・日本は、全国の学校が国の学習指導要領で「平等」ではあるが、

授業内容にもあまり裁量がなく(教科書通り❕)各学校特色のある授業内容ではない。

 

・日本は、あと10年位すれば、全国の学校を一斉アクティブラーニング(対話型授業)にする、そのための学習指導要領を作る、先生たちに研修をすることも可能だと思う。

けれど、それは結局、「一斉」であれば「先生主導型」でしかないのでは?

 

・日本の「みんな平等」の教育ってどうなの?

子どもがいろんな学校や授業を選べる選択肢を増やし、

障害の有無経済的な事情関係なく「教育を受ける平等」がほしい。

 

・今の学校の先生は、先生間で「教育の本質」について話しあう機会が少なく、目の前のこと、明日の授業、来月の行事、慣習的なことをこなすことに精一杯。

より子どもたち、将来を見据えた教育活動がやりづらい現状。

(自分自身も先生時代そんな感じだった)

 

☆まとめると。。。

 

さて、公教育って何のためなんでしょうか?

政権が変わる度に教育政策が変わり、

公のための人材育成をしているような気がします。

 

教育政策の根本理念が福祉ではなく、

「経済成長」ではないのでしょうか?

もちろん、公教育には国のためのという側面はありますが、

個人個人の幸せに寄与するという側面が大切にされるべきでは?

「人づくり=国づくり」というか。

※日本は富国強兵、殖産興業のために「公教育」を導入した背景がある

 

「公教育」って何やねん!?

学校はどうなっていくのやら。。。

私はこれからどう感じ、関わっていくのでしょうか

(自問自答は続く 笑)

 

本質を問い直してみると、教育の信念、好き嫌いや違いはありますが、共有して目指すものがクリアーになってきますよ。

日本は学力世界一と言われたフィンランドの教育推しですが、

オランダの教育事情は風土は違えど、参考にできることがいっぱいあります😆





       






 

 

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