☆しんかなのブログ☆

元学校の先生、無職、そして母になる。〜世の中への社会研究〜

ここで産むと決めてから~母になるための選択 序章~

「異常分娩を受け入れる」

 
私の横ですやすやと眠る赤ちゃん。
今日も生きている。それだけで充分だ。
何もいらない。

生まれてきてくれてありがとう。

毎朝思う。

 
我が子は、予定日超過13日目、平均より大きく五体満足で産まれた。 
生後一ヶ月。
赤ちゃんは一ヶ月で5キロに成長。
よく泣き、よく寝て、よく母乳を飲み大きくなった。
私も産後、夫や実母をはじめとする家族のサポートもあり、体調もすっかり戻った。
 
赤ちゃんが産まれたことをLINEで報告した友人に、

「安産だった?」と聞かれたとき私は躊躇した。

そして安産だった、と返信した。

 
安心、安全という意味では安産だったといえる。
私も赤ちゃんも健康だったのだから。
出産間近までトラブルが何一つなかった。

だから、今から書くことが自分に起きるとは予想していなかった。

結果として一般的には「難産」になると思う。

 
妊娠中できるだけ医療介入なく自然に産みたいと考えていた。
それが自分のしたいお産だと思っていたし、
赤ちゃんにとってベストな選択だと思っていた。
でも助産師さんに来てもらって自宅出産を目指したものの、
あれよあれよと導かれるように総合病院で信頼できる人たちと産むことを決めた。

病院を選ぶ時点で、いざというときは

吸引分娩、鉗子分娩や帝王切開(異常分娩にあたる)

も受け入れる覚悟でいた。

でも、まさか自分が。

詳しくはブログ記事「ここで産むと決めるまで ①~③」
※自然分娩とは、経膣分娩をさします
(正確には会陰切開すると自然とは言えないらしい)
 
以下、時系列で読みづらいかもです。
 
実際の私と赤ちゃんのお産は、

予定日1週間超過の半日にわたる微弱陣痛からはじまった。

しかし本陣痛につながらず陣痛は止む。
促進剤を投与する誘発分娩に切り替わる(41週2日から入院)。
病院で歩きまわったりして本陣痛を待った。
けれど数時間の微弱陣痛しか来ず止む。
 

41週4日に破水。羊水が出てしまう。

41週5日に10時間にわたる促進剤を点滴。その効果で子宮口は6㎝に。
点滴をやめ自然な陣痛を待ち、翌日に期待しLDR で夫婦で泊まる。
明け方まで2分~5分おきの陣痛と度重なる嘔吐を繰り返したが陣痛は消えてしまう

分娩停止。

 
41週6日の朝、エコーで見る赤ちゃんは骨盤にはまっていなかった。
NST では赤ちゃんの心拍は元気そのものだった。
破水3日目。羊水も減ってきている。私自身の熱も上がっていた。

医師は正期産(41週6日まで)に産まれないだろうと予測

(この病院のお産は待てるのが正期産まで)

 

この日を迎えてしまったら、

赤ちゃんへの破水による感染症の予防のため、

促進剤を投与し吸引分娩(母子の限界がくれば帝王切開)➕大きく会陰切開

もしくは母子とも元気なうちに帝王切開の選択をすることになっていた。

 

私はもしあの日に戻ることができたとしても、同じ選択をしただろう。

 
41週5日から6日の明け方まで。促進剤による陣痛で苦しんだ24時間。
吐きすぎてお腹は空っぽで、痛みで一睡もできなかった。
でも頭はいっぱいで翌朝決断しなければならなかった。
 

産後1ヶ月。

自分の選択は、お産は正しかったのかと落ち込んでいた。

自分の何が異常分娩を引き起こしたのか、と自分を責めていた。

授乳しながら、はじめての育児に追われながら泣いてばかりいた。

家族以外会いたくなかった。

出産のことを聞かれるのが怖かった。

 
だけど何度考えても妊娠中の自分の生活がおかしいわけでもないし
(身体づくりはしていたと思う)
間違っているわけではない。異常ではない、と。誰も悪くない。
長く待てない病院や医療が悪いわけでもない。

たまたま正期産という、イムリミットに間に合わなかっただけだ。

 

頭ではすっかり清算できている。

あのお産はあれでいいのだと。

私のお産のあり方としてはこだわれたと思う。

赤ちゃんの意思を大切に、赤ちゃんの命を守りきれたのだから。

 

けれど、

やっぱり医療介入なく自然に産めるものなら産みたかった、

という思いは残る。

 

悲しいし悔しいししんどい。

産み方にこだわっていたわけじゃないけれど。

 
もう、いや、まだ一ヶ月。

人に会えるぐらいになりました。

「もやもや」は残っていますが、前向きに生きています。

この気持ちをなかったものにしようとしなくたっていいじゃないか
今しか書けない、気持ちを人に話すことでより前に進みたい。
それが久しぶりにブログを書こうと思った理由です。
 
母になるためにどんな思いで、最終的な選択をしたのか。
産後どんな思いでいるのか。
率直な思いを何回かにわけて綴ります。興味のある方読んでください。
 
日々ワンオペ育児に追われている(笑)ので、
毎日書けないかもしれませんが気長に。。。