☆しんかなのブログ☆

元学校の先生、無職、そして母になる。〜世の中への社会研究〜

子どもを一人の人間として見る③

「自分らしくいてください、は自分に言いたかった」

 

前回の記事からかなり日が経ってしまいました。

産後の体調不良のため更新が遅くなり、待っていてくださった方(!?)すみません💧

産後アトピーと呼ばれるものが悪化してしまい、

料理・育児以外の家事は夫に任せていました。

今はすっかりとまでは言わないですが、かなりよくなりました✨

 

「子どもを一人の人間として見る」というのは大人になってからは、

意外に、というか結構難しいことではないかと思うのです。

私はここ毎日、赤ちゃんという人間と関わっているのですが、

どうしても我が子というものは自分の都合で、外出先に連れて行ったり、

やりたいことを禁じたり、振り回してしまいがち。

いや、赤ちゃんが大人を振り回しているのかも??

 

子どもは「大人より経験不足」「言語表現できない」

ということで従わさせられがち。

子どものいない所で、勝手に子どものことを決められたり、ね。

でも、赤ちゃんを毎日見ていると、尊敬せざるをえないというか、本当に

毎日目を見張るばかりです。

昨日まで寝返れなかったのに、今日は寝返り、1週間後には腹ばいまで。。。

 

大人もすごいけど、子どもすごい。

というより人間ってすごい。生きている、それだけですごい!!

産前より外に出て何かをする機会はグンと減りましたが、

毎日そんな感動やささやかな幸せがあります。

 

本題に戻ります(笑)

 

私は先月、前の学校の卒業生に送るムービーメッセージで

「どんな進路を選んでも、自分らしくいられるようにいてください」

と伝えました。

 

他の先生たちが

「頑張ってください」という中で「自分らしく」と。

別にカッコつけたかったわけじゃありません(笑)

 

だって、みんな、子どもたちは頑張っているから。

もうすでに頑張って生きてきたよね。

頑張りすぎて、「自分」が分からなくなってしまってほしくないから。

「先生だった私」がかつてそうだったように。

 

母が、私の長所は「頑張り屋さん」だと小学生の頃教えてくれた。

正直、今も「頑張り屋さん」だと思っています(^_^;)

長所とも思いますが、短所でもあるかなと思います。

 

頑張ってもいい。

でも頑張りすぎると

「誰のために」「何のために」頑張っているのかが分からなくなる。

 

頑張ること自体を美化していないだろうか?

「自分」はちゃんと存在していますか?

これは私にいつも問いかけている。

問いかけたい。

 

「●●さん家の娘の私」

「●●学校の生徒の私」

「●●さん家の妻の私」

「●●さん家の母の私」

「●●学校の先生の私」

 

その立場として動かなければならないことはあるだろう。

頑張らなければならないことはあるだろう。

 

久しぶりに会った同僚の先生は私にこう言った。

自分の受け持った不登校の子どもについて。

スクールカウンセラーの先生には心理面でどう関わったらいいか

(専門的な)アドバイスをもらって、

しんかな先生(私)には、学校で対応できなくなったら、

多様な場の紹介とかが必要になったらアドバイスがほしい」

 

とても普通な、一般的な先生の回答だと思う。

何もおかしくない。

でも私はすごく寂しくなった。

 

子どものいない場所で頑張っていないか?

先生として頑張りすぎていないか?

学校で抱え込みすぎていないか?

子どもはどうしたいんだろうか?

視野が狭まっていないか?

 

寂しくなった一番の理由。

目の前の先生は、大人は「自分らしく」生きているだろうか?

本音と建て前。

しがらみ、いろんなものがいっぱい見えた気がした。

 

子どもは自分らしくない大人によって

自分らしさを失っていく。

 

スクールカウンセラーの先生が

「子どもはこう思っている」と上手に先生に言語化して伝えれば、

子どもは「そう思っていたのかな」と思うだろう。

 

私は「本質」の話をしているんだと思う。

何者でもない「自分」という立場で子どもを、人間を見たい。

 

前回の記事で、図書館に居場所を作ったという話をしたけど、

本当は「居場所」なんて物理的なものはいらない。なくてもいい。

私は先生を辞めたあと、少しの間だけフリースクールのスタッフをしていた。

けど気づいた。

居場所は誰かの心の中にある。

肩書きとか建て前とか捨てて、

一人の人間と向き合う、いや関わるだけでいい、ってことに。

 

合う、合わないはある。

自然に離れていく。

急に離れることもある。

関わるために距離感を知る。

 

自分らしくいてください、はいつも自分に言いたい。